つながるデザイン研究所について

昨今、業界問わず課題となっているのが、「情報の伝わりにくさ」です。
情報化社会といわれて久しい昨今、世の中はICT技術によりとても便利になりました。
知りたい情報を、いつでもどこでも簡単に引き出すことができて、遠く離れていても手軽にコミュニケーションがとれる仕組みもできました。

しかし、その一方では「膨大な情報」や、「複雑な情報」によって、情報を正しく理解できない、情報にアクセスできないといった、多くの「情報弱者」を生み出しているのも事実です。ときには、情報に到達できないことが、生命の危機や経済的な損失につながることさえあります。

そして、一番の問題は、私たち情報を提供する側が、それに気づいていないことです。
私たちは、情報産業の一端を担う者として、少しでも情報弱者を少なくする、高齢者を「老いてけ放り」にしないために、ユニバーサル・コミュニケーションデザイン、つまりは「みんなに伝わるデザイン」、「みんなとつながるデザイン」に取り組み、啓蒙活動を行なっていきます。

「つながるデザイン研究所」は、私たちのユニバーサル・コミュニケーションデザインについての日々の取り組みや、研究結果を報告する場として活用し、コミュニケーションに課題を抱える多くのヒトに、気付きや解決のヒントを届けたいと考えています。

研究員のご紹介

田中所長

「みんながつながる」、「未来につながる」をキーワードに、たくさんの方が気軽に集っていただける研究所を目指します。

職歴:
テクニカルライターとして大阪で約25年、自動車や家電製品、ソフトウェアなどの各種説明書のテクニカルライティング・制作に従事。
2017年より拠点を東京に移し、ドキュメントコンサルタント室(現:販促企画室)を設立。説明書制作で培った「わかりやすく伝える技術」に、より多くの人にわかりやすく情報を伝える「ユニバーサル・コミュニケーションデザイン」の考え方や「人間中心設計」の考え方を取り入れ、各種情報メディアの改善サポートやコンサルティング業務に従事。
2021年、ドキュメントコンサルタント室(現:販促企画室)のメンバーとともに、「つながるデザイン研究所」を創設。
興味のある分野:
コミュニケーションデザイン、人間中心設計
趣味・スポーツ:
音楽制作、楽器演奏、スキー
大村研究員

日常の小さな“気づき”を掘り下げることが好きです。皆さんと新たな発見を共有できたらうれしいです。

職歴:
営業として約10年、金融機関を中心に担当。日々、複雑な商品情報に触れるなかで、わかりやすく伝えることの重要性や難しさを体感。
現在はディレクターとして、印刷物の改善提案や制作サポートを担当。
読み手にとってわかりやすくなるだけでなく、情報を発信する企業にとっても広く役立てていただける提案が目標。
最近は教育やジェロントロジー(老年学)に興味があり、資格取得などを行っている。
興味のある分野:
教育、ジェロントロジー
好きなこと:
読書(推理もの)、お笑いを見ること
みどり研究員

「なぜ⁇」という視点を大切にし、いろいろな情報を発信しながら、みなさんとつながりをつくっていきたいです。

職歴:
業務部・営業部を経て、ドキュメントコンサルタント室(現:販促企画室)へ配属。
現部署では、“わかりにくい原因は何か?” “どのように改善したらより伝わるか?”という視点で印刷物を検証。その検証結果をまとめた提案書や、改善案なども作成している。
提案書や改善案を作成するときは、読み手に伝えたいことが伝わるように、読み手が内容をスムーズに理解できるように心がけている。
興味のある分野:
デザインのわかりやすさ
好きなこと:
スポーツ番組を観ること
かわら研究員

「伝える/伝わる」ことの難しさは学ぶほど奥深く、面白い!と日々感じています。みなさんとも、そんな面白さを共有しながら、つながって行けると嬉しいです。

職歴:
制作部で5年間DTP業務に従事したのち、ドキュメントコンサルタント部に所属。
「この文書にあるストレスの原因は何か?」を見つけて取り除くため、業務マニュアルを中心に改善案の作成などを行っている。
興味のある分野:
顧客体験
好きなこと:
文具屋、本屋めぐり

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