見やすいパワーポイントの図形とは?

見やすいパワーポイントの図形とは?

2021年11月30日
レポート

パワーポイントの資料を作成するとき、どの図形を使ったらいいか悩んだことはありませんか?

今回は図形の選び方や、図形の装飾やサイズなど、気を付けるポイントを解説します。

1. 図形はシンプルに!

パワーポイントの図形には、四角・正円・楕円などさまざまな形があります。

その中でおすすめなのは、四角や正円などシンプルな図形です。

シンプルな図形はわかりやすく洗練された印象になります。一方、複雑な図形は雑多な印象を与えてしまうため、基本的に使わない方が無難です。

楕円はシンプルな形をしていますが、なるべく避けた方がいい図形です。

文字を入れたとき余白がそろわず見やすさに欠けてしまい、窮屈な印象を与えてしまうためです。

また、なるべく同じ図形を選び種類を増やさないことで、全体に統一感が生まれ見やすい資料となります。

  

  

2. サイズ・余白・整列を意識する

図形のサイズ・余白・整列を意識することで、より見やすい資料にすることができます。

文字を図形で囲む場合、文字数が一番多いものに図形のサイズを合わせます。

そうすることで、サイズが均等になりバランスのとれた見た目となります。

次に余白ですが、枠内には必ず余白を入れることが大切です。

余白がないと枠と文字が近すぎて見にくいですが、余白がしっかり確保されていると文字が読みやすくなります。 そして図形を整列させることで、見やすくきれいにまとまります。

  

3. 装飾は控えめに

図形はさまざまな装飾をすることができますが、基本的に装飾は控えめにすることがおすすめです。

影や反射、3Dなどの装飾がありますが、これらを使いすぎてしまうと図形が複雑になり見やすさに影響が出てしまいます。

装飾は控えめにした方が形もはっきりとわかりやすく、全体的にシンプルで見やすくなります。

  

4. 塗りと枠線の使い分け

図形は塗りと枠線の両方に色をつけることができます。

このとき、1つの図形に両方色をつけてしまうとやりすぎになってしまい、シンプルさが失われてしまいます。

色をつけるのは「塗りだけ」、もしくは「枠線だけ」にした方が、形をはっきり認識でき全体的にすっきりとした印象となります。

また、枠線は太さを設定することができます。

線が細いほど落ち着いた印象となり、太いほどやわらかな印象を与えるので、全体のバランスを見ながらどのような印象を与えたいか考え、使い分けるといいと思います。

  

 

今回は以上となります。

パワーポイントには様々な図形がありますが、できるだけシンプルな図形にした方が、見やすい資料につながります。

ご参考になりましたら幸いです。

ありがとうございました!