見やすい資料はどんな色の使い方をしているかご存じでしょうか?
今回は色数について、改善前・後を比較しながら、“見やすさ”にどのようか違いがあるのか解説します。
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使用する3つの色とは
パワーポイントで資料を作成する際、使用する色は基本的に3つあります。
①ベースカラー…主に文字に使う基本色
②メインカラー…全体を通じてのイメージカラーであり、タイトルや見出しなどに使用
③アクセントカラー…メインカラーとの区別や、特に注目を集めたい箇所に使用

色数を少なくするメリット
①重要な部分がわかりやすい
②シンプルで見やすく読みやすい
③統一感のあるデザインになる
“目立たせよう”と多くの色を使うと、どれが重要な内容なのかわかりにくくなります。
色数が多ければ多いほど、情報を読み取るのが難しくなるので注意が必要です。
色数の比較
では、色数によって“見やすさ”にどのような違いがあるのか比較してみましょう。

Beforeの課題は、下記2点が挙げられます。
①赤字が多く、重要な部分がわかりにくい
②7色使用していて色数が多い(文字色は除く)

上記の課題を踏まえたAfterの改善ポイントは3つです。
①メインカラーを青、アクセントカラーをオレンジにして、色数を少なく
②文字色をスミにして見やすくし、重要な部分は太字で強調
③同系色でまとめながら、色の変化を加える

いかがでしたか?
比較してみると、色数が少ない方がシンプルで見やすく、重要な部分がわかりやすかったのではないでしょうか。
資料作成する際は、ぜひ色数を意識してみてください。